こっちのブログに引っ越してきて初の日本語ブログかな?
まぁ、いつも通り料理の話。
年末年始は名古屋の中京大学にいらっしゃる先輩のお家で寝正月。
ぼんやりとテレビを見ては寝て、寝ては外でご飯を食べて、呑んで寝る。
完璧な寝正月。
でも、1月1日ぐらいは韓国の料理を食べようという事でトック(떡국)を作った。いや、元々旧正月に食べる料理だが、先輩は旧正月に韓国に変える予定がないとのことだったので、だったら…と作り始めた。
「トッ(떡)」はもちを意味し、「ク(국)」はスープを意味する。つまりもちが入ったスープをトックという。でも、お汁粉のようなものではなく白いもちに白いスープである。
(ちなみに、韓国でお汁粉は「ダンパッジュク(단팥죽)」という。甘さがなければ「パッジュク(팥죽)」という)
由来は諸説あるそうだが、全てが新しく始まる正月の日に真っ白い料理を食べる事が縁起の良いことだと思われていたとの事で、祭事(제사)の時にも先祖に捧げるのが普通である(うちでは祭事では捧げず別に食べている)。
まぁ、前説はこれぐらいにして手っ取り早く作ってみよう。
ちなみに、今回は一番簡単に作れる方法で作った。ちゃんと作ろうとするとスープを牛コツにしたり、卵は薄く焼いて乗せたり、牛肉の胸肉を別に煮込んで乗せたりと手の込んだ料理になるのだが、寝正月中なので面倒くさいし、材料がない。ある材料で作るのが一番である。
材料:トック用もち、わかめ、たまねぎ、ねぎ、卵、鰹だし(出来れば白)、水
写真にはほぐした鮭の身と海苔もあるが結局使わなかったので無視。タッパーの中身は冷凍ご飯です。
材料はこれが全部
水に一晩漬けておいたもち
トック用のもちは最近普通のスーパーでもよく売ってる(少なくとも、ダイエー・業務スーパー・玉出・ライフ・KOHYO・イオンでは見た)。買うと分かるが、もちがとても固い。他の料理でもそうだが、そのまま使うと硬くて食べれないし、トッポギなど炒め料理に使うともっと硬くなって折れたり食べれなかったりするので絶対少なくとも一時間は水に漬けておいて使う。
出汁は普通の出汁
出汁は普通の出汁。でも色が濃いものだとあまりにもトックっぽくなくなるので、出来れば白出汁が良い。写真はこれしか撮ってないが、今回はもう一種類白出汁を使っている。塩とかはまったく使わず、出汁だけで十分。
全部入れて煮込む
水入れて、出汁入れて、もち入れて、野菜を入れて煮込む。グツグツしてきたら、もちをはしでつついてみる。ぐにゃっとしたらもう出来上がり。味は出来るだけ薄口で、もし味が足りなかったら出汁の素で調整する。で、最後に溶き卵を入れたら終わり。あ、写真の量は4人前です。
できあがり~
簡単レシピでした。キムチとめっちゃ合うのでお勧めですー。
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